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映画DESTINY鎌倉ものがたりを見た感想や口コミは?

映画DESTINY鎌倉ものがたりを見た感想は?
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最近、毎週の金曜日の夜は、「金曜ロードSHOW!」を見て過ごしている事が多いです。

最近の金曜ロードSHOW!は、ジブリ作品やコナンの映画シリーズが多かった印象ですので、久しぶりに邦画実写を見た気がしたので、新鮮でした。

勿論、アニメも好きなのでよいのですが、邦画や洋画もタイトルによっては個人的によく見るものもあります。

知らなかったのですが、そしていつの間にか「金曜ロードショー」から「金曜ロードSHOW!」へと名前も変わっていたのですね!

 

映画DESTINY鎌倉ものがたりを見た感想は?

映画DESTINY鎌倉ものがたりを見た感想や口コミは?

2017年の映画らしいのですが、全く知らず今回、テレビで初めて視聴しました!

元々の原作は漫画らしく、ジャンルはミステリーらしいのですが、実際見てみると冒険ファンタジーさもとてもあるように感じ、個人的には好きでした!

とても面白かったです。

事件が発生したら、警察でもないのに、警察からの信頼があり協力し、事件解決へと協力するミステリー作家である主人公の堺雅人さん演じる一色正和。

そして10以上年の離れた可愛い奥さんである、高畑充希さん演じる一色亜紀子。

新婚旅行から帰ってきたところから始まり、江ノ電の走る鎌倉で、ミステリー小説を主な仕事としながら、妻である一色亜紀子と仲睦まじく暮らす一色正和。

二人は、いわゆる妖怪やお化けが見えている人のようです。

主人公は電車や車模型が好きなオタクであるというところも良かったです。

一色正和の記事を待つ担当者である、堤真一さん演じる本田さんがとても面白いキャラクターとして印象深かったです。

他には、安藤サクラさんが演じる、いわゆるお迎えに来る神様の役だったのですが、とても印象の強い特殊なキャラクターで面白かったです。

普段の安藤さんからは想像できないようなとても個性的な感じでした。

他の映画やドラマでもそうなのですが、俳優さんの凄いところというのは、同じ人であるのに、役柄に応じてがらりと演じ方をや雰囲気を変えれるというところが改めて凄いなと感じました。

だからこそ、それをお仕事としているわけですが、本当にいつもプロだなと思います。

 

映画DESTINY鎌倉ものがたりを観て特に良かった点と感動した点は?

話したくなかった、主人公の両親に対する思いを奥さんに打ち明けたところは感動しました。

その話をするために江ノ電のとある駅へ向かい、老夫婦をお見送りするシーンがまた良かったです。

夫婦仲の絆がさらに強くなった瞬間ですかね。

その話をする中で、完全に納得はしていない様子でもありましたが、一応はわかって頂けたような感じを読み取ることができました。

現実の話でも夫婦喧嘩なんていうことは起こると思いますし、自然と仲直りしていく姿はほのぼのとしていると思いました。

他には、堤さん演じる本田さんが病気となってしまい、現世に留まることが出来ない事になってしまった後、神様にお願いして、これまでの人格を保ったまま魔物へと転生して現世に留まるというシーンでした。

なぜこのようなことをしたのか。

それは残した奥さんと娘を見守っていきたいため。

別の姿に転生してまで、残りたいという想いに感動しました。

もし見守るだけでなく、出会ってしまったら。

何と思われるかわからない、拒否されるかもしれないという思いもあっただろうに。

しかし、自ら家族に声をかけることはなかったですね。

個人的には是非会って声をかけてほしい思いでしたが、そこは本人の思いもあってのことなのでしょう。

現実にとどまったことをちゃんと伝えて、姿は変わってしまったけども、それでも、受け入れて貰って仲良く暮らして欲しかったなぁと思いました。

一番記憶に残った最大のシーンは、奥様が妖怪のいたずらで魂が離れてしまったとき、それをあちらの世界に助けにいく主人公ですね!

妻を助けにいくために、その世界で情報を集める中で、主人公の両親にも会うことができ、真実を知ったところもよかったです。

妻を連れて行った妖怪と戦い勝利し、現世に戻ってきたときは、本当に良かったなと思いました。

ここが一番、ミステリーの中にありながらも冒険ファンタジーを感じました!

日本映画でのファンタジー冒険のような内容のものは、あまり多いと感じたことがなく、珍しく思いました。

冒険ものの映画は、やはり洋画系が多いイメージでした。

日本のバラエティ感のある面白い映画も多いですが、冒険して旅に出るようなタイプの映画は個人的に大好きなので、もっと増えるといいなと思いました。

現代をテーマにし、しかも舞台は鎌倉という街だったので、このような雰囲気の物語にすることができたのだなと思いました。

 

映画DESTINY鎌倉ものがたりを観て疑問を感じた点は?

残念ながら、すべてが良かったといったわけではなく、個人的には疑問を感じた点もいくつかありました。

まず、鎌倉ものがたりというタイトルで、鎌倉に住んでてその生活感から伝わってくる物語であるのかなと想像していたのですが、ただスタートが鎌倉であっただけと感じ、その地域の良さがほとんど伝わってこなかったという点です。

鎌倉らしさというものを出して、それから話が展開していく事を期待していました。

確かに、鎌倉という街並みや雰囲気もあり、妖怪を題材にしているところは、マッチングしているのかもしれないです。

それだけに、鎌倉の内容がほとんどなかったような気がします。

また、高畑充希さん演じる、妻である一色亜紀子が、なぜ妖怪に足を引っかけられただけで魂が抜けて、すぐにその場から立ち上がったのに自分の身体が一瞬にしてどこにいったかわからなくなってしまったのかが疑問でした。

物語の前半で、夜の出店で買ったキノコを、朝食時に食べたキノコが原因である、と言われればそれまでなのですが、もう少し詳しい描写が欲しかったなと感じました。

他には、主人公があっち側の世界に旅立った時、その世界を説明してくれた方や、両親との再開時に「人によってこの世界の見え方が違う」と言っていたのですが、そもそも建物や地形の形も違って見えると思うのです。

例えば、少し傾斜のあるところに立っている人が見えた場合、その人にとってはどこに立っていることになるのか、地形にまでは関与しないのか、細かいところまで私は想像して疑問を抱いてしまいました(笑)

他の方からの見た目などの描写も欲しかったですね。

とはいえ、作られた物語ですから、このような細かい部分はスルーするのが一番かもしれないと思うこともあります。

しかし、きちんとした原作があるのであれば、それを実写化やアニメ化するときは、作成者側でオリジナル要素を多く付け加えるわけではなく、あくまで原作に忠実に映像化して欲しいと私は思います。

原作内容をほとんど削ることがなく、それにオリジナル要素を少しプラスするということであればまだ個人的にはよいかなと思います。

色々な意見を見ていると、見る側は、映像化するのであれば原作にいかに近いかを重要視するのではないでしょうか。

かけ離れてしまうとそれはもう別物になってしまうと思いますので。

 

映画DESTINY鎌倉ものがたりを見た人の口コミは?

映画DESTINY鎌倉ものがたりを見た感想や口コミは?

実写化された場合、原作であるコミックの内容とだいぶ変更点があったりするケースもメディア化された場合は多いのですが、今回はどのような感想が多かったのでしょうか。

観た人の様々な感想や口コミを紹介したいと思います。

原作コミックのエピソードたちを、省くことなく取り入れていて、とてもよかったと思います。
主演である堺さんの和服姿や、木村さんの独特な雰囲気がとても合っていました。
スタッフロールなどの一部分がカットされてて大変ショックでした。テレビ放送なので、一部カットされるの仕方ないですが、やはり時間をかけてでも完全ノーカット版として放送をしてほしいです。そうでないとあの映画良さが損なわれてしまうと思います。
とても面白く、笑いながら楽しく見させていただきました。堺さんの独特の雰囲気のある演技には、とてもひきこまれました。
一色正和さんのイメージは、映画監督である山崎さんなんですかね?そのような雰囲気を感じられた作品でした。

このように、とてもよかった、嬉しかったという意見もあれば、カットされている部分もあってがっかりしたという方もいらっしゃいました。

私は原作を全く知らなかったため、当時映画館でも観ていなかったので今回のテレビでの放映を初めて拝見しました。

そのこともあって、感動した点や疑問に思った点など、様々な感想を持つ事が出来ました。

原作を知ってしまっていると、どうしてもそれと見比べてしまうのは仕方のない事だと思いますね。

さらに、原作に忠実に再現されてないとどうしても不満を持ってしまう人やそういう部分もあるかもしれません。

私ももし原作を知っていたとしたら、そういうこともいくつかあったかもしれないですね。

ですので、出来れば映画化やドラマ化、アニメ化する場合は、原作に忠実であって欲しいと私は思っています。

今回は、知らない状態で見て、そのうえでの感想となりますが、個人的には全体的に良かったと思います。

 

まとめ

映画DESTINY鎌倉ものがたりを見た感想や口コミは?

今回の映画について、私はとても総合的に楽しむ事が出来たと思い、満足しています。

最近はあまり映画を見る機会が少なくなっていたのですが、テレビで毎週の番組で映画を放送してもらえるというのは、見るきっかけになってよかったなと思いました。

前述したようにアニメ映画も好きですが、邦画実写で、漫画原作ものの冒険ファンタジー色の強いものは個人的に大好きだなと感じました。

最新の映画を映画館にお金を支払って見に行くのが、映画というものは一番楽しみなことだと通常は思います。

しかし、少し前に放映のあったものをテレビ放送により見ることができるのはいいですね。

テレビでのバラエティ番組やスポーツ、ドラマだけでなく、時には長編映画を見ることもまたリフレッシュになり、新しい発想や感動を得ることが出来るものだと思いました。

良い映画鑑賞ライフをお過ごしください。