近くのレンタルビデオショップへ立ち寄ると、よくアルバイト募集の貼り紙を見かけます。
棚にあるDVDをケースから取り出してレジへ持っていくと、接客をしている様子や、レンタルのみではなくゲームソフトの販売もしていたりという様子を伺うことがありますが、実際楽しいのかきついのか、気になる方も多いのではないでしょうか?
私自身も学生時代に1年半ほど、実際にレンタルビデオショップでのアルバイト経験がありますので、実際はどうなのか、きついのか実体験を元にご紹介したいと思います!
目次
レンタルビデオ店でのアルバイトの仕事内容は?
さて、レンタルビデオ店でのアルバイトの仕事内容はどのような物があるのでしょうか。
お客様が入店されたとき、店を出られるとき、それから、カウンターに来られた時に大きな声で挨拶をすることも仕事です。
レジ打ちは、レンタル商品の貸し出し、返却処理、ゲームの販売、買取などがあります。
また、返却されたDVDのクリーナーがけ、返却棚への戻し作業もあります。
返却棚の清掃や、時期によっての配置換えもあります。
新商品のレジへの登録や棚への配置もあります。
私の体験談を、次のように紹介したいと思います。
レジ打ち
まず、基本的にはカウンターでの接客とレジ打ちです。
DVDメディアや映画、アニメ、そしてゲーム販売等、もともとこのジャンルが好きな方は、レジ打ちすることで商品も覚えますのでこれらのジャンルが好きな方は、楽しいと感じると思います。
夕方以降、学校や仕事帰りの人が増えてくる時間帯はかなり大盛況となり、忙しさを感じる日もあります。
しかし、その時間を過ぎると、ピークは大体終わるので、落ち着いてレジ打ちできるようになってくると思います。
ですので、比較的のんびりレジ打ちが出来る日が多いと感じました。
返却されたDVDやコミック本などの棚への戻し作業
DVDレンタル店内は結構広いところが多く、様々なジャンルも取り扱っておりますので、返却されたビデオやコミック本などを棚へ戻しに行かなければいけません。
レジ打ち時に返却された商品はしばらく専用の棚へ置いておくのですが、ある程度集まってきたら棚へ返却へ行きます。
そうしてレジ打ち以外の仕事をすることで、場所も覚えることが出来ます。
この商品はここにあるんだという事が覚えてこれると、興味も出てきますし、今度は自分もレンタルしてみようかなと楽しみな気持ちが出てきます!
レジが忙しい時でも人が足りていれば、棚への戻し作業で店内を回れるので、そういう時間を有効活用して、現場を覚えることが必要です。
商品の置いてある現場を見て回ることは好きな人にとっては楽しい要素になると思いますし、知識も付いてくると思います。
お客様が少ないときは、返却されたDVDなどを棚に返しに行くことで、置いてある場所も覚えますので、その時間も作れると思います。
ゲームの販売や予約受付
特にゲームが好きであれば、ゲーム販売のレジ打ちや予約受付、また、中古買取を行っているショップもあったりするので、楽しいと思います!
特に新しいゲームの予約受付は、自分も楽しみになるのでお客様の受付もなぜか自分のではないのに、ワクワクしながら受付できます。
新商品の予約に限らず、すでに発売している商品の販売や中古買取、そして、商品置き場の場所を覚えていくことも、楽しさのうちに入ってくると思います。
ゲームソフトだけでなく、ゲーム機本体の販売や買取もありますし、好きな人はより楽しく対応が出来るのではないかと思います。
新レンタル商品の登録と配置
新しくレンタルの始まる商品は、レジに登録がないため、登録作業を行い、在庫数も入力を行います。
そして、バーコードを発行し、商品ケースに貼ります。
そのあと、レンタルの棚に配置するという作業を行います。
新しいメディアが好きな方にとってはとても興味が出ると思いますし、ジャンルや配置場所もすぐに覚えれると思います。
また、あまり好きでない方でも、この作業をすることで在庫数や配置場所を覚えることができるので、仕事としてはプラスになります。
新商品が出た時の場所を覚えることが、お客様にとっても新しくレンタルされたものを求められる方が多いので、必要になります。
レンタルビデオ店でのアルバイトはきつい?
仕事の中でもきつい、つらいと感じたことをいくつか挙げていきたいと思います。
セール時の接客対応がきつい
レンタルビデオ店では、時々安い料金でレンタルが可能になるセールがあります。
その際の接客対応です。
例えば「100円セール」などを行う店舗もあるのですが、時間帯により、変動はありますが、セール時は平日の昼間でも忙しかったりします。
特に、100円となると一気に大量にレンタルされるお客様もいますので、一人当たりにかかる接客の時間が長いうえ、人が多く並んでいるという状況が暫く続きます。
いったん途切れたかと思いきや、また続々と並ばれて、時にはお手洗いにいくことすらも気を遣うこともありました(笑)
長く並ばれると、待たせてはいけないという気持ちも当然でてきます。
また、カウンターに商品を持って来られた際に、商品を探されてて見つけきれなかったお客様から場所を聞かれたりなどの質問を受けることがあります。
答えを考えている時や、場所を調べていると、次のお客様を待たせてしまうという事もありえます。
他には、ゲーム販売商品を注文や予約をされるお客様の対応も、基本的には同じカウンターで行いますのでなかなか時間がかかります。
ただ商品をレンタルするだけでなく、ゲーム販売や中古買取もあるところが、大変なところです。
また、商品を聞かれるだけでなく、レンタルしていったビデオを家庭で見てみたら、再生できなかった等のクレームが来ることもあります。
その場合は、すぐにクリーナーを掛けて店内のDVD再生機で検証をお客様と一緒にしてみたりすることもあります。
それでもご納得されない場合は、商品の取り換えや返金対応等をすることもあります。
アルバイト員だけでは決定できないため、店長や責任者等へのご確認を先に行わなければなりません。
レジ打ちをする能力や対応力だけではなく、クレームも時々あるため、精神力やお客様と話すコミュニケーション能力も大切になってきます。
DVDやコミック本などのクリーナー掛けや消毒がきつい
DVDビデオやコミック本は、返却処理後そのまま持っていくのではなく、ディスクに傷が入っていないかを確認したり、クリーナー掛けを行なって綺麗にする必要があります。
また、ディスクだけでなく、コミック本レンタルも行っている店舗では、綺麗に拭き取り、消毒や清掃を行う必要があります。
特にセール時などは、接客対応が非常に忙しいので、返却分を集めて置いておく専用の場所のところに、どんどん返却された商品が溜まってきてしまいます。
なかなかクリーナー掛けや消毒することが出来ず、大変です。
しかし、それでも次にレンタルしたいお客様も当然いらっしゃいますので、なるべく隙を見てクリーナー掛けをしたうえで、戻しに行かなければなりません。
どなたか手が空いた人が積極的に棚へ戻しに行く必要があるところがとても大変です。
新商品の品出し作業がきつい
新規でのレンタル商品やゲーム販売商品が入荷となると、タイトルや種類、価格などをバーコードを通じて登録して入力などが必要になります。
そして、検品と登録作業が終わったら商品棚への配置を行わなければいけません。
これも結構大変です。
ジャンルごとに置いてある場所は違っているので、なかなか大変であり、まだ新品で場所もわからないため、時間もかかります。
どの種類やジャンルをどの場所に置くのかを判断して配置しなければならないため、知識も身に付けていく必要がありますし、場所を覚えることも必要です。
レジ締め作業がきつい
その日の売り上げを計算し、レジ締め作業を行わなければいけません。
売り上げたレンタル商品数と、レジ内のお金に誤差が出ることも実際、本来は勿論あってはならないことなのですが、どうしてもたまに出てきてしまいます。
出てきてしまった場合は、上司にどうしても報告が必要なため、辛い部分でもありますね。
レンタルビデオ店でのアルバイトはきついのかについての感想
きつい内容のご紹介をしてきましたが、その中でもとても有意義なこともありました。
元々メディア関係が好きであったため、このアルバイトを選んだという事もあり、新作のDVDレンタルの情報や、新しく発売されるゲームの情報をいち早く知ることができました。
アルバイトであっても、その働いているお店で自分の分を予約などをすることは、歓迎されていましたので、とても嬉しかったです。
ほんの少しですが、アルバイトの人でも、数パーセントだけ従業員価格で割引などもありました。
きつい仕事も確かに多かったですが、知識も増えますし、自分の好きなものがあればそれを楽しく思えたので、良かったと思っています。
まとめ
結論を個人的な観点から言いますと、レンタル店でのアルバイトは楽しい方であったと思います!
趣味でゲームやアニメ、映画などが好きであれば、意欲を持って働けるのではないかと思います。
勿論、配置場所やお客様からの質問で場所や在庫状況などを調べることも必要ですので、大変な面もあります。
しかし、趣味の部分で重なるところがあれば、楽しく働けると思います。
ですので、私としましてはビデオレンタル店でのアルバイトは楽しくてオススメです!